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2039年、一旦世界の終わり『ツキの世』。2044年、再び世界の始まり『ミロクの世』 – ひふみ神示 解釈3

今回は未来についての解釈です。「ミロクの世」までに何があるのか、どんな世界になるのか、いつ訪れるのかについて書いていきます。長年鍛錬した妄想力をフル活用して、最大限のスケールと最大限の自己中で解釈していきます。かなりぶっ飛んだ話になるので夢物語として読んでください。

ひふみ神示を知らない方は、「ひふみ神示 解釈1」を読んで頂けると、少し分かりやすいと思います。全文は「ひふみ神示データー」というサイトに載っています。また、このサイトを参考にさせて頂きながら、「スマートフォンの表示にも対応したサイト」を作成したので、こちらもぜひ覗いてみてください。

1.「ツキの世」までに起こること

『次の世とは通基(月)の世の事ざぞ、一二(ひつき)の通基(二)の世ぞ』(日の出の巻 第三帖)

『大グレ目の前。アホになれよ。一先づは月の代となるぞ』(月光の巻 第九帖)

『五十二才 二(ツキ)の世の始。五十六才七ヶ月 みろくの世』(黄金の巻 第五十四帖)

「ミロクの世」がくる前に、まずは「ツキの世」がくると解釈できます。その「ツキの世」がくるまでに、今の世界で何が起こるのかをひふみ神示の記述を元に予想していきます。

・与える政治が始まる

『われよしの政治ではならんぞ、今の政治経済はわれよしであるぞ。臣民のソロバンで政治や経済してはならんぞ、神の光のやり方でないと治まらんぞ、与へる政治がまことの政治ぞよ、臣民いさむ政治とは上下まつろひ合はす政治のことぞ』(地つ巻 第十八帖)

『いくら外国人殺しても、日本人殺しても、よき世は来ないぞ。今迄のやり方、スクリかへて神の申す様にするよりほかに道ないのざ。このたびの岩戸開きは、なかなかぞと申してあろが、見て御座れ、善一筋の、与へる政治で見事建替へてみせるぞ』(風の巻 第十三帖)

与える政治で建替えると書かれています。「ベーシックインカム」もその内の一つでしょうか?

・上下が引っ繰り返る

『上下にグレンと引繰り返るぞ。上の者下に、落ちぶれた民 上になるぞ、岩戸開けるぞ、夜明け近づいたから、早う身魂のせんだくして呉れよ、加実の申すこと千に一つもちがはんぞ』(上つ巻 第二十帖)

『上下でんぐり返るのであるぞ。上の人が青くなり、下の人が赤くなるのであるぞ。取りちがひないように理解して下されよ』(月光の巻 第五十八帖)

『下が上に、上が下にと申してあるが、一度で治まるのでないぞ。幾度も幾度も上下にひっくりかへり、又ひっくりかへりビックリぢゃ。ビックリこねまわしぢゃ』(秋の巻 第十六帖)

上の人が下に、下の人が上にいくと書かれています。

・アメリカは世界をまとめられない?

『星の国、星の臣民 今はえらい気張り様で、世界構うやうに申してゐるが、星ではダメだぞ、神の御力でないと何も出来はせんぞ』(天つ巻 第二帖)

星の国=アメリカ?(星条旗?六芒星のユダヤ人の国?)。アメリカには世界をまとめることは出来ないみたいです。

・「イシヤ(フリーメーソン?)」としっかり手を握る

『コノカギハイシヤトシカテニギルコトゾ』(下つ巻 第二十二帖)

『イシヤの仕組にかかりて、まだ目さめん臣民ばかり。日本精神と申して仏教の精神や基督教の精神ばかりぞ。今度は神があるか、ないかを、ハッキリと神力みせてイシヤも改心さすのぞ』(下つ巻 第十六帖)

『今度は根本の天の御先祖様の御霊統と根元のお地(つち)の御先祖様の御霊統とが一つになりなされて、スメラ神国とユツタ(ユダヤ)神国と一つになりなされて末代動かん光の世と、影ない光の世と致すのぢゃ』(光の巻 第六帖)

イシヤ=フリーメーソン=ユダヤ人でしょうか?

・日本のてんし様が世界をまるめる

『日本のてんし様が世界まるめてしろしめす世と致して、天地神々様にお目にかけるぞ。てんし様の光が世界の隅々まで行きわたる仕組が三四五(みよいづ)の仕組ぞ、岩戸開きぞ』(下つ巻 第二十帖)

『アは元のキの神の子ぞ。ヤとワは渡りて来た神の子ぞ。㋳㋻は渡りて来る神の子ざぞ。十の流れ、十二の流れと今に判る時来るぞ、三ツ巴現はれるぞ、メリカ、キリスも、オロシヤも、世界一つに丸めて一つの王で治めるのぢゃぞ』(光の巻 第七帖)

『統一と云ふことは赤とか白とか一色にすることではないぞ。赤もあれば黄もあり青もあるぞ。それぞれのものは皆それぞれであって一点のでくくる所に統一あるぞ。くくると申してしばるのでないぞ。磁石が北に向くよう、総て一点に向かうことであるぞ。これを公平と申し、平等と申すのぢゃ。悪平等は悪平等。一色であってはならんのう』(秋の巻 第十六帖)

世界がまとまって、戦争やテロなどがなくなったらいいなと思います。

・富士山が爆発する

『富士は何時爆発するのざ、何処へ逃げたら助かるのぞと云ふ心 我れよしぞ。何処に居ても救ふ者は救ふと申してあろが。悪き待つキは悪魔のキざぞ』(水の巻 第十一帖)

富士山が爆発(噴火?)してしまうらしいです。

・一度みんな死んじゃう

『一時は天も地も一つにまぜまぜにするのざから、人一人も生きては居れんのざぞ、それが済んでから、身魂みがけた臣民ばかり、神が拾ひ上げて弥勒(みろく)の世の臣民とするのぞ、どこへ逃げても逃げ所ないと申してあろがな、高い所から水流れるやうに時に従ひて居れよ、いざといふときには神が知らして一時は天界へ釣り上げる臣民もあるのざぞ』(富士の巻 第十九帖)

『人民一度死んで下されよ、死なねば甦られん時となったのぞ、今迄の衣をぬいで下されと申してあろう、世がかわると申してあろう、地上界の総てが変るのぞ、人民のみこのままと言うわけには参らぬ、死んで生きて下されよ、タテカヘ、タテナホシ、過去と未来と同時に来て、同じところで一先づ交じり合うのであるから、人民にはガテンゆかん、新しき世となる終りのギリギリの仕上げの様相であるぞ』(星座の巻 第八帖)

『今に大き呼吸(いき)も出来んことになると知らせてあろうが、その時来たぞ、岩戸がひらけると言ふことは【半分のところは天界となることぢゃ、天界の半分は地となることぢゃ】、今の肉体、今の想念、今の宗教、今の科学のままでは岩戸はひらけんぞ、今の肉体のままでは、人民生きては行けんぞ、一度は仮死の状態にして魂も肉体も、半分のところは入れかえて、ミロクの世の人民としてよみがへらす仕組、心得なされよ、神様でさへ、この事判らん御方あるぞ、大地も転位、天も転位するぞ』(五葉の巻 第十五帖)

「ツキの世」までに、おそらく全ての人間や生物が、死ぬかまたは仮死状態になるのではないかと思います。

・太陽の活動が停止し、「ツキの世」がくる

『月は赤くなるぞ、日は黒くなるぞ、空はちの色となるぞ、流れもちぢゃ』(紫金の巻 第五帖)

あと5〜10年で地球は極寒に? 最新の太陽研究が予測|WIRED.jp

このWIRED.jpの記事では、2030年代に太陽の活動が60%低下すると書いてありますが、僕は2039年までに一度ほぼ活動が停止してしまうと予想しています。2030年から39年にかけて太陽の活動が徐々に弱まっていき、太陽光の色温度が下がることで、空や水の色が昼間でも夕方のように赤くなるのではないかと思います。そして、その後活動はほぼ停止し、太陽は暗くなり、ツキの世がくるのではないでしょうか。

2.「ミロクの世」と「それぞれの天国」

「ツキの世」が2039年から4年半あって、2043年に「ミロクの世」が始まると予想しています。「ミロクの世」はどんな様子になるのでしょうか。

・心地良い気温、天候

※これは「ツキの世」までに起こることかも

『雨も要るだけ降らしてやるぞ、風もよきやうに吹かしてやるぞ、神をたたえる声が天地にみちみちて うれしうれしの世となるのざぞ』(天つ巻 第二十帖)

『世が変りたら天地光り人も光り草も光り、石も物ごころに歌ふぞ、雨もほしい時に降り、風もほしい時に吹くと雨の神、風の神 申して居られるぞ』(下つ巻 第三十七帖)

『暑さ寒さ、やはらかくなるぞ、五六七(みろく)の世となるぞ』(天つ巻 第二十七帖)

一年中過ごしやすくなって、天災もなくなるのかもしれません。

・うんちやおしっこがなく、不潔なものがない

『今迄の様な大便小便 無くなるぞ。不潔と云ふもの無き世となるのざぞ。不潔物 無くなるのぞ。新しき神の世となるのざから、神々にも見当取れん光の世となるのざぞ』(夜明けの巻 第六帖)

不潔なものがないということは、病気もないのでしょうか。

・現在のような商売がない

『人力屋、酒屋、料理屋、芸妓(げいこ)屋、娼妓(しょうぎ)、無く致すぞ、世つぶす基(もと)ざぞ、菓子、饅頭も要らんぞ、煙草もくせぞ、よき世になったら別の酒、煙草、菓子、饅頭出来るぞ、勝手に造ってよいのざぞ、それ商売にはさせんぞ』(空の巻 第十三帖)

『悪はどこにもかくれること出来ん様になるのぞ、ばくち、しょうぎは無く致すぞ』(天つ巻 第二十帖)

ここに書かれているような商売をするなら、今の内かも知れません。

・自分がしたい仕事を追及していける

『百姓は百姓、鍛冶は鍛冶と、今度はとことはに定まるのぞ、身魂の因縁によりて今度はハッキリと定まって動かん神の世とするのぞ』(上つ巻 第二十八帖)

「自分がしたい仕事」とは書いてないですが、生まれた時から興味があることが、そのままその人の仕事になるのではないかと思います。現在でいう天才みたいな感じに、皆がなるのかもしれません。

・戦争がない

『神人共にとけ合ふことぞ。外道でない善と悪ととけ合ふのぞ。善のみで善ならず。悪のみで悪ならず。外道は夜明けくれば消えて了ふぞ。夜明けの御用大切と申してあろうが。外道の悪 殺すでないぞ。抱き参らすから消えるのであるぞ』(春の巻 第四十三帖)

外道のいくさ、人間同士が殺し合うような争いはなくなるのではないかと思います。

・半霊半物、調和した世界

『半霊半物質の世界に移行するのであるから、半霊半物の肉体とならねばならん、今のやり方ではどうにもならなくなるぞ、今の世は灰にするより他に方法のない所が沢山あるぞ、灰になる肉体であってはならん、原爆も水爆もビクともしない肉体となれるのであるぞ、今の物質でつくった何物にも影響されない新しき生命が生れつつあるのぞ』(五葉の巻 第十六帖)

『慾、浄化して喜びとせよ。喜び何からでも生れるぞ。広い世界に住めば広く、深い世界に住めば深く向上する。物の世界から霊の世界へ、無限の世界へ入るから無限の生命が与へられるのぢゃ。無限の喜び得ること出来るのぢゃ。無限世界とは物と霊との大調和した、限りなき光の世界ぞ。真理を知ることが、無限を得ること。まことの神をつかむことぞ』(春の巻 第九帖)

半霊半物、原爆でも水爆でもビクともしない肉体になるみたいです。

・色んな物が光ってくる、身体も光ってすぐに位が分かる

『終は始ぞ、始は霊(ひ)ぞ、富士、都となるのざぞ、幽界(がいこく)行きは外国行きぞ。神の国光りて目あけて見れんことになるのざぞ、臣民の身体からも光が出るのざぞ、その光によりて その御役、位、分るのざから、みろくの世となりたら何もかもハッキリして うれしうれしの世となるのぞ、今の文明なくなるのでないぞ、たま入れていよいよ光りて来るのぞ、手握りて草木も四つあしもみな唄ふこととなるのぞ、み光にみな集まりて来るのざぞ、てんし様の御光は神の光であるのざぞ』(地つ巻 第十一帖)

『神の世と申すのは、今の臣民の思ふてゐるやうな世ではないぞ、金(きん)は要らぬのざぞ、お土からあがりたものが光りて来るのざぞ、衣類たべ物、家倉まで変るのざぞ。草木も喜ぶ政治と申してあらうがな、誰でもそれぞれに先の分る様になるのぞ。お日様もお月様も海も山も野も光り輝いて水晶の様になるのぞ』(天つ巻 第二十帖)

どんな世界でしょうか。想像がつかないです。

・人が神のようになる

『新しき世とは神なき世なりけり。人、神となる世にてありけり。世界中 人に任せて神々は楽隠居なり、あら楽し世ぞ』(風の巻 第十四帖)

自分が住んでみたい世界を自分の手で作れるようになったらいいなと思います。

・世界中に様々な時代の文明や文化が存在し、弥栄している

『人民 栄えて行くことは、神、弥栄のことぞ。神も、人民も、世界も、宇宙も、総ていつまでも未完成ぞ。神様でも大神様は判らんのであるぞ。只、よろこびに向ってひたすらに進んで行けばよいのであるぞ』(春の巻 第五帖)

『悪抱き参らせて進むところにマコトの弥栄あるのであるぞ。神は弥栄ぞ。これでよいと申すことないのであるぞ。大完成から超大大完成に向って常に弥栄してゐるのであるぞよ。宇宙は総てに於ても、個々に於ても総てよろこびからよろこびに向って呼吸してゐるのぞ』(冬の巻 第一帖)

『この神は現在も尚(なお)、太古を生み、中世を生み、現在を生み、未来を生みつつあるのぞ、この道理判りて下されよ、世界は進歩し、文明するのでないぞ、呼吸するのみぞ、脈拍するのみぞ、変化するのみぞ、ぐるぐる廻るのみぞ、歓喜弥栄とはこのことぞ』(星座の巻 第七帖)

スターウォーズやスタートレックのように、それぞれの星や銀河で独自の文明や文化が存在するということでしょうか。たそがれ清兵衛であったり、ハリーポッターであったり、ブレードランナーであったり、東京ゴットファーザーズのような世界が同時に存在しているのかもしれません。

・似たもの同士が一緒になり、「それぞれの天国」で生きる

『今度は借銭済(な)しになるまでやめんから、誰によらず借銭無くなるまで苦し行せなならんぞ、借銭なしでないと、お土の上には住めん事に今度はなるぞ』(夜明けの巻 第十三帖)

『人民も改心しなければ、地の下に沈むことになるぞ、神が沈めるのではない、人民が自分で沈むのであるぞ、人民の心によって明るい天国への道が暗く見へ、暗い地の中への道が明るく見えるのであるぞ』(紫金の巻 第七帖)

『少しでも嘘偽あったら、曇りあったら、神の国に住めんことになるのざぞ』(岩の巻 第二帖)

これを読むと、全ての世界が「ミロクの世」と同じようになる訳ではなく、そこに住めない人もいるのかもしれません。

『死ぬ時の想念がそのままつづくのであるから、その想念のままの世界に住むのであるぞ。この世を天国として暮す人 天国へ行くぞ。地獄の想念、地獄生むぞ』(黄金の巻 第七十五帖)

『霊界にすむものは多くの場合、自分の住む霊界以外のことは知らない。その霊界が総ての霊界であるかの如く思ふものであるぞ。同じ平面上につながる霊界のことは大体見当つくのであるなれど、段階が異なってくると判らなくなるのであるぞ。他の霊界は霊自身のもつ感覚の対象とならないからである』(竜音の巻 第九帖)

『地上天国は一国であり、一家であるが、それぞれの、又自づから異なる小天国が出来、民族の独立性もあるぞ。一色にぬりつぶすような一家となると思ふてゐるが、人間のあさはかな考へ方ぞ。考へ違ひぞ。この根本を直さねばならん。霊界の通りになるのぢゃ』(秋の巻 第九帖)

「死ぬ時の想念がそのままつづくのであるから、その想念のままの世界に住むのであるぞ」→「霊界にすむものは多くの場合、自分の住む霊界以外のことは知らない 」→「霊界の通りになるのぢゃ」

「霊界の通りになる」というのは建直しされた後の世界のことをいっているのかもしれません。だとすると、建直し後の世界では想念が同じ人達が同じ世界(星?)に住むようになり、他の想念の人達とは交流することがないということでしょうか。単純に考えると、他人を受け入れて認め合いたいと思っている人は、同じように他人を受け入れて認め合いたいと思っている人達が集まった世界に行くと解釈できます。他人に優しくしたい人は優しくしたい人同士、他人を見下したい人は見下したい人同士、戦争をしたい人は戦争をしたい人同士で集まり、それが一つの世界になるのではないでしょうか。

『地獄に住むもの地獄がよいのぞ、天国ざぞ』(天つ巻 第六帖)

互いに認め合いたいと思っている人からすれば、他人を見下したり、争ったりする人達ばかりがいる世界は地獄のように見えるのかもしれません。ですが、そこに住む人達からすると、その状態が天国であって、逆に互いに認め合うような世界が地獄のように見えるのかもしれません。

その人の価値観や考え方に応じた世界に行き、皆が「それぞれの天国」で暮らしていくのではないかと思います。

3.なぜ、2039年『ツキの世』、2044年『ミロクの世』なのか

『五十二才 二(ツキ)の世の始。五十六才七ヶ月 みろくの世』(黄金の巻 第五十四帖)

この記述を元に、いつ「ミロクの世」が訪れるのかについて解釈しました。 おそらくこれは、神示によく登場する「てんし様」の年齢をいっているのではないかと思います。てんし様が52歳の時に「ツキの世」が始まり、56歳7ヶ月の時に「ミロクの世」が始まると解釈できます。なので、てんし様がいつ生まれてくるのかが解ると、いつ世が変わるのかが導き出せます。

『新しき御代の始めのタツの年。スメ大神の生れ出で給ひぬ』(春の巻 第一帖)

この記述がてんし様が生まれる年のヒントではないかと考えました。まず、「スメ大神」は「天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)」と解釈できます。

” 伊勢神宮においては、通常は天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、あるいは皇大御神(すめおおみかみ)と言い、神職が神前にて名を唱えるときは天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)と言う ”
Wikipediaより

『一つの王で治めるのざぞ。天つ日嗣の実子様が世界中照らすのぞ。国のひつきの御役も大切の御役ぞ』(地つ巻 第十一帖)

『天地の先祖、元の神の天詞(てんし)様が王の王と現はれなさるぞ、王の王はタマで御現はれなされるのざぞ』(雨の巻 第十七帖)

『天詞様まつれと申してあろが。天津日嗣皇尊大神様(あまつひつぎすめらみことおほかみさま)とまつり奉れ』(夜明けの巻 第九帖)

そして、「てんし様」=「一つの王」=「天つ日嗣の実子様」=「天津日嗣皇尊」なので、ちょっと強引かもしれませんが、

「スメ大神の生れ出で給ひぬ」=「スメ大神の実子様が生まれてくる」=「てんし様が生まれてくる」と解釈しました。

では、それがいつなのかについてです。まず「タツの年」は「辰年」と解釈できます。そして、「新しき御代」の解釈はいくつかあると思いますが、一番はっきりとしているは天皇の治世という意味の「御代」だと思います。僕はその解釈を元に考えてみました。ひふみ神示が書かれ始めた昭和19年から考えると、「新しき御代」とは昭和から平成に代わった時です。昭和天皇が崩御されたのが1989年の1月7日なので、昭和から平成に代わったのは1989年です。そうすると、「新しき御代の始めのタツの年」は2000年と解釈できます。ですが、それはグレゴリオ暦で考えた場合です。少し捻って旧暦で考えてみると、1989年1月7日は1988年11月30日(旧暦変換表より。ただ、日本で「公式な」太陰太陽暦の計算は現在行われていないそうで…正しいかどうかは分かりません。)になるので、「新しき御代の始めのタツの年」は1988年と解釈できます。

そして、てんし様が1988年に生まれてくると考えて、生まれた年を元年と同じ考え方で1歳とすると、52歳の時は2039年、56歳の時は2043年という解釈になりました。

もう一つ、根拠としては乏しいですが、

『九歳(とし)は神界の紀(もと)の年ぞ、神始めの年と申せよ』(日の出の巻 第二帖)

この記述の「九歳」を「今年」と読んで、「日の出の巻」が書かれた1944年(Wikipediaの情報が正しければ…)を神界の紀元(元年)だとすると、2043年はちょうど100年目にあたります。

ごめんなさい。間違っていました。(2019.7.20追記)

この記事を書いた当初は、ミロクの世の始まりが2043年からだと思っていたのですが、ちょっと間違っていました。

『百は九十九によって用(ハタラ)き、五十は四十九によって、二十は十九によって用(ハタラ)くのであるぞ、この場合、百も五十も二十も、天であり、始めであるぞ、用(ハタラ)きは地の現れ方であるぞ、フトマニとは二十の珠であり、十九は常立であるぞ、根本の宮は二十年毎に新しく致さねばならん、十九年過ぎて二十年目であるぞ。地上的考へ方で二十年を一まわりと考へてゐるが、十九年で一廻りするのであるぞ、いろは(母)の姿見よ』(碧玉之巻 第十九帖)

「日の出の巻」が書かれた1944年から九十九年過ぎて、百年目の2044年にミロクの世が始まると、現在は解釈しています。

余談ですが、中国に「推背図」という預言書があります。この預言書は十干十二支の六十の干支で象徴した六十象からなるそうで、当然ではありますが最後は「癸亥」で終わります。共通点と言っていいのかどうかは分かりませんが(ただ、他にも五十七象で天使が世界の争いを鎮めるといった記述もあり、ひふみ神示との共通点がいくつかありそう)、このことからも、世界の終わりと始まりがあるとしたら、2043年の「癸亥」から2044年の「甲子」にかけてが有力かなと思っています。

『三千世界のことであるから、ちと早し遅しはあるぞ。少し遅れると人民は、神示は嘘ぢゃと申すが、百年もつづけて嘘は云へんぞ。申さんぞ』(黄金の巻 第五十九帖)

さらに余談ですが、2041年の辛酉の年に「富士山が噴火」するのではないかとも考えています。

『辛酉(かのととり)はよき日、よき年ぞ。冬に桜咲いたら気つけて呉れよ』(下つ巻 第三十帖)

Wikipediaで辛酉を調べてみると「革命勘文」という書物との関連があり、その書物の一文が、

”1260年に一度(干支一周の60年(1元)×21元=1260年=1蔀)の辛酉の年には大革命がある”

と、解釈されているそうです。781年の辛酉の年に富士山の噴火(その後、数百年に渡り噴火を繰り返した)があり、その1260年後の2041年に再び富士山が噴火するのではないかと僕は考えています。

『富士は何時爆発するのざ、何処へ逃げたら助かるのぞと云ふ心 我れよしぞ。何処に居ても救ふ者は救ふと申してあろが。悪き待つキは悪魔のキざぞ。結構が結構生むのざぞ』(水の巻 第十一帖)

『富士の山動く迄にはどんな事も耐(こら)えねばならんぞ。上辛いぞ。どんなことあっても死に急ぐでないぞ』(日月の巻 第三十一帖)

ただ、2039年には世界の終わり(人類の意識がこの世に留まっていない状態)を迎えていて、全ての人間や生物が死ぬかまたは仮死状態になるのではないかと考えているので、この噴火によって苦しむ人はいないだろうと予想しています。というよりも、そう願っています。

『大掃除はげしくなると世界の人民皆、仮四(仮死)の状態となるのぢゃ、掃除終ってから因縁のミタマのみを神がつまみあげて息吹きかへしてミロクの世の人民と致すのぢゃ』(紫金之巻 第四帖)※赤字は補足/解釈

おわりに

今回は慢心取り違いを覚悟で、自分にとって一番都合よく解釈してみました。誰でも「自分が特別な存在だったらいいな!」って望んでいるんじゃないかと思います。僕もその一人です。

夢物語として読んでくださいと書きましたが、もしかしたらここに書いたことが正しいという可能性もあります。某テレビ番組の決め台詞を微妙にパクリますが、「何を信じるのも、何を信じないのも、個人の自由」です。これは最後まで誰にでも与えられた自由だと思います。だからこそ恐くもあって、何を信じて後悔しても、何を信じずに後悔しても、それは自分自身の責任ということです。どちらに転んでも、出来るだけ後悔しない様に生きていきたいですね。

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