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『ひふみ神示』を読んで、結構ビックリしたので紹介します – ひふみ神示 解釈1

最近、「ひふみ神示」を初めて読みました。人間や社会のあり方のこと、三千世界の仕組みや予言的なこと、日本の役割など、結構ビックリする内容が書いてあったので、もう既に知っている方も多いと思いますが、紹介したいと思います。NAVERまとめ(サイト内の筆者の写真は多分間違えてる)やWikipediaに時代背景なども含めた大まかな情報(正確かどうかは分からない)が載っています、そちらもご覧ください。ただ書かれていることは解釈の範囲なので、鵜呑みにはしない方がいいです。このブログもまた、鵜呑みにはしないでください。

全文は「ひふみ神示データー」というサイトに載っています。また、このサイトを参考にさせて頂きながら、「スマートフォンの表示にも対応したサイト」を作成したので、こちらもぜひ覗いてみてください。

1.どういった内容か

「ひふみ神示」は岡本天明という方が第二次世界大戦末期に自動書記で書いたとされる書物です。「国之常立神」と呼ばれる神様によるもののようです。ひふみ神示は解読(訳)されたもので、原文は「日月神示」といって漢数字や仮名や記号で書かれています。その原文は霊界といわれる、僕たちの目には見えない世界の存在(この神示は、神と竜神と天人天使と人民たちに与へてあるのぢゃ。極めの巻 第十八帖より)に向けても書かれているそうです。訳されたひふみ神示ですら、書かれている内容は難しく、理解できない部分も多いのですが、読み取れる範囲での大まかな内容は以下の通りです。

書かれた時代から現在までの予言的なこと

『おろしや(ロシア)にあがりておりた極悪の悪神、愈々神の国に攻め寄せて来るぞ。北に気つけと、北が愈々のキリギリざと申して執念(くどう)気つけてありた事近ふなりたぞ。神に縁深い者には、深いだけに見せしめあるのざぞ。国々もその通りざぞ、神には依怙(えこ)無いのざぞ。ろしあ(ロシア)の悪神の御活動と申すものは神々様にもこれは到底かなはんと思ふ様に激しき御力ぞ』(日の出の巻 第七帖)※赤字は補足/解釈

wikipediaの情報によれば、この「日の出の巻」が書かれたのが昭和19(1944)年12月1日~12月29日です。その時点で終戦間際にロシア(ソ連)が攻めてくることが当然のように書かれています。「でしょう」や「だろう」ではなく。「こうなるから気を付けなさいよ」っていう感じで書かれているのが凄いです。

『日本の国は一度つぶれた様になるのざぞ。一度は神も仏もないものと皆が思う世が来るのぞ』(上つ巻 第九帖)

『東京は元の土に一時はかへるぞ、その積りで用意して呉れよ』(上つ巻 第十一帖)

「上つ巻」が書かれたのは昭和19(1944)年6月10日~7月9日です。その時点で、日本の敗戦や東京大空襲を思わせるような記述もあります。「神も仏もないものと皆が思う世が来る」それも当たっています。

『金で世を治めて、金で潰して、地固めして みろくの世と致すのぢゃ』(黄金の巻 第五十九帖)

その後の高度経済成長とバブル景気の崩壊も予見されています。これが本当に戦時中や戦後すぐに書かれたものだとしたら、相当凄いと思います。

未来に関する予言や終末論、その後に訪れる新世界論的なこと

『辛酉(かのととり)はよき日、よき年ぞ。冬に桜咲いたら気つけて呉れよ』(下つ巻 第三十帖)

『子(ネ)の歳真中にして前後十年が正念場、世の立替へは水と火とざぞ』(磐戸の巻 第十六帖)

『早うこの神示読んで洗濯して呉れよ、どんな大峠でも楽に越せるのざぞ』(磐戸の巻 第十七帖)

正念場というのが過去のことなのか未来のことなのかは分からないですが、2020年は子の年。その5年前の今年の11月末に桜が咲いた(リンク切れ。追記2016.01.13)みたいだけど、何か関係はあるのかな?

『日本のてんし様が世界まるめてしろしめす世と致して、天地神々様にお目にかけるぞ』(下つ巻 第二十帖)

日本のてんし様(救世主?)が世界をまるめる(一つにまとめる?)という記述もあります。

『一時は天も地も一つにまぜまぜにするのざから、人一人も生きては居れんのざぞ、それが済んでから、身魂みがけた臣民ばかり、神が拾ひ上げて弥勒(みろく)の世の臣民とするのぞ、どこへ逃げても逃げ所ないと申してあろがな、高い所から水流れるやうに時に従ひて居れよ、いざといふときには神が知らして一時は天界へ釣り上げる臣民もあるのざぞ』(富士の巻 第十九帖)

『心からお詫びして改心すれば、この先末代身魂をかまうぞ、借銭負うてゐる身魂はこの世にはおいて貰へん事に規則定まったのざぞ、早う皆に知らしてやれよ。タテコワシ、タテナホシ、一度になるぞ、建直しの世直し早うなるも知れんぞ、遅れるでないぞ。建直し急ぐぞ、建直しとは元の世に、神の世に返す事ざぞ』(キの巻 第八帖)

『今の文明なくせんと申してあろうが、文明残してカスだけ無(のう)にいたすのぢゃ、取違ひ慢心致すなよ。日本の国いくら大切と申しても、世界中の臣民とはかへられんから、くにひっくりかへること、まだまだあるかも知れんぞ、くにの軸 動くと知らしてあろがな』(風の巻 第五帖)

『マコトでもって洗濯すれば霊化される、半霊半物質の世界に移行するのであるから、半霊半物の肉体とならねばならん、今のやり方ではどうにもならなくなるぞ、今の世は灰にするより他に方法のない所が沢山あるぞ、灰になる肉体であってはならん、原爆も水爆もビクともしない肉体となれるのであるぞ、今の物質でつくった何物にも影響されない新しき生命が生れつつあるのぞ。岩戸ひらきとはこのことであるぞ、少し位は人民つらいであろうなれど勇んでやりて下されよ、大弥栄の仕組』(五葉の巻 第十六帖)

『今迄の様な大便小便 無くなるぞ。不潔と云ふもの無き世となるのざぞ。不潔物 無くなるのぞ。新しき神の世となるのざから、神々にも見当取れん光の世となるのざぞ』(夜明けの巻 第六帖)

「タテコワシ、タテナホシ?」 「人一人も生きては居れん?」「半霊半物の肉体?」ものすごいことが書いてある。「ウンチ」も無くなっちゃうらしい。「みろくの世」ってなんだろうか?

「建壊し、建直し」や「大峠」といわれる大災害を連想させるような記述も所々にあり、不安になる部分もあります。ですが「みろくの世」と呼ばれる、これからくる新世界の様子に関しては妄想し甲斐があって、個人的には一番面白い部分です。そして、世界が一つになるといった内容も興味深いです。

三千世界といわれる世界の仕組みのこと

『三千の世界の中の一つがそなた達の世界であるぞ。この世も亦(また)三千に分れ、更に五千に分れてゐるぞ』(白銀の巻 第一帖)※赤字は補足/解釈

『○(霊)界と申しても神界と幽界に大別され、又神界は天国と霊国に分けられ、天国には天人、霊国には天使が住み、幽界は陽界と陰界に分れ、陽霊人、陰霊人とが居る、陽霊人とは人民の中の悪人の如く、陰霊人とは善人の如き性をもってゐるぞ。高い段階から申せば善も悪も、神界も幽界もないのであるが、人民の頭で判るように申してゐるのであるぞ。幽界は本来は無いものであるが、人民の地獄的想念が生み出したものであるぞ』(竜音の巻 第四帖)

『天人に結婚もあれば仕事もあるぞ。死も亦あるのであるぞ。死とは住む段階の違ふ場合に起る現象ぞ』(白銀の巻 第六帖)

『天界も無限段階、地界も無限段階があり、その各々の段階に相応した霊人や地上人が生活し、歓喜している。その霊人たちは、その属する段階以外の世界とは、内的交流はあっても、全面的交流はないのである。何故ならば、自らなる段階的秩序を破るからである。秩序、法則は、神そのものであるから、神自身もこれを破ることは許されない。しかし、同一線上に於ける横の交流は、可能である』(ジシンの巻 第二帖)

三千世界の仕組みに関しては特に「ジシンの巻」と「白銀の巻」が参考になります。かなり想像力が鍛えられるので、こういうものを信じていなくても読む価値はあると思います。「ドラゴンボール」や「幽遊白書」、最近亡くなられた水木しげるさんの「ゲゲゲの鬼太郎」など、売れている漫画やアニメの作者は結構こういうものを参考にしているのではないかと思います。予言の部分に関しては「新世紀エヴァンゲリオン」もなにか関係がありそうです。

僕たちが乗り越えるべき課題、人間や社会のあり方のこと

『愛は養はねばならん。夫婦はいのちがけで、お互にきづき合はねばならんぞ。夫婦愛はあるのではない。築き上げねばならんぞ。生み出すのぢゃ。つくり出すのぢゃ。そこに尊さあるぞ。喜びあるぞ。左には宗教、右には芸術』(春の巻 第二十六帖)

『どんな草でも木でも その草木でなければならん御用あるぞ。だから生きているのぢゃ。そのはたらき御用忘れるから苦しむ。行き詰る。御用忘れるから亡びるのぢゃ。個人は個人の、一家は一家の、国は国の御用がある。御用大切、御用結構。日本が変って世界となったのぢゃ。自分の為ばかりの祈りには、自分だけの神しか出て来ない。悪の祈りには悪の神。善の祈りには善の神。始めの間は中々判らんものぢゃ。神様のなされるマネから始めて下されよ』(春の巻 第十四帖)

『ぎせいになることを尊いことぢゃと申してゐるが、ぎせいに倒れてはならん。己を生かす為に他を殺すのもいかん。己殺して他をいかすのもいかん』(月光の巻 第三十三帖)

『与へよ、与へよ、与へよ、与へる政治と申してあろうが。戦争か平和かと人民申してゐるなれど、道はその二つでないぞ、三が道と、くどう申してあろう。水の外道の武器と火の外道の武器の他に、新しき武器気づかんのか。神示よく読めば示してあるのであるぞ。ほかに道ないと きめてかかるから判らんのざ。生れ赤児になれば判るぞ。知らしてやりたいなれど、知らして判るのでは自分のものとならん。自分が体得し、自分から湧き出ねば自分のものでないぞ。つけ焼刃は危ない、危ない。気狂ひに刃物ぞ。平面的考え、平面生活から立体に入れと申してあろうがな。神人共にとけ合ふことぞ。外道でない善と悪ととけ合ふのぞ。善のみで善ならず。悪のみで悪ならず。外道は夜明けくれば消えて了ふぞ。夜明けの御用大切と申してあろうが。外道の悪 殺すでないぞ。抱き参らすから消えるのであるぞ』(春の巻 第四十三帖)

個人や夫婦のあり方、政治や経済のあり方、善悪についても言及されています。

『戦や天災では改心出来ん。三千世界の建直しであるから、誰によらん。下の神々様もアフンの仕組で、見事成就さすのであるが、よく神示読めば、心でよめば、仕組九分通りは判るのであるぞ。死ぬ時の想念がそのままつづくのであるから、その想念のままの世界に住むのであるぞ。この世を天国として暮す人 天国へ行くぞ。地獄の想念、地獄生むぞ』(黄金の巻 第七十五帖)

『木でも草でも皆、中から大きくなるのざと申してあろう、つけ焼刃や膏薬はりで大きくなるのでないぞ、三千年に一度と言ふ、又とない結構な時がめぐりて来てゐるのであるぞ、為せば成るぞ、六ヶ敷いこと申してゐるのではない、自分の中の自分を掃除して自分の外の自分を洗濯して磨けと申しているのぞ、みがけば神と同列のミタマぞ、釈迦ぞ、キリストぞと申してあろう。内にあるものを磨けば外からひびくものも磨かれた、けがれのないものとなるのぢゃ、中の自分を掃除しないで居るといつ迄たっても、岩戸がひらけてゐても(個人の)岩戸はひらけん』(扶桑の巻 第十三帖)※赤字は補足/解釈

『この道に入ると損をしたり、病気になったり、怪我をすることがよくあるなれど、それは大難を小難にし、又めぐりが一時に出て来て、その借銭済しをさせられてゐるのぢゃ。借りたものは返さねばならん道理ぢゃ。損もよい、病気もよいぞと申してあろうが。此処の道理もわきまへず理屈申してゐるが、そんな人民の機嫌とりする暇はなくなったから、早う神心になって下されよ。そなたは祈りが足らんぞ。祈りと申すのは心でゐのり願ふことでないそ。実行せねばならん。地上人は物としての行動をしなければならんぞ。口と心と行と三つ揃はねばと申してあること、忘れたか』(月光の巻 第四十四帖)

「改心」や「洗濯」という言葉がよく出てきます。そして、「岩戸開き」が重要な要素のひとつだと思われます。

この乗り越えるべき課題やあり方についてが、神示に書かれている内容の中で一番重要で身近な部分だと思います。厳しい言葉もたくさんありますが、悩みを抱えている人は解決のヒントになる言葉も見つかるかもしれません。特に「春の巻」と「月光の巻」が参考になります。

2.「ひふみ神示」を読むときの注意点

ひふみ神示を読んでいると、価値観が揺さぶられることもあるので、少し気を付けながら読んだ方がいいかもしれません。特に重要だと思う注意点は3つです。

注意点1「見境なく信じない」

僕自身、こういうものは疑いながらも信じやすいタイプです。色々と悩み過ぎて、とうとう頭がおかしくなってしまったという可能性もあるかもしれません。でも、神示の中にはこんな言葉もあります。

『心して怪しと思ふことは、たとへ神の言葉と申しても一応は考へよ。神の言葉でも裏表の見境なく唯に信じてはならん。サニワ(判断、見極め)せよ。薬、毒となることあると申してあらうが。馬鹿正直、まことの道 見失ふことあると申してあらうが』(黄金の巻 第二十九帖)※赤字は補足/解釈

すがるように信じたり、盲信するのではなく、自分自身の経験と照らし合わせたり、他人の否定的な意見も一旦は受け入れてみて、自分の頭でしっかりと考えた上で信じるべきだということだと思います。

注意点2「悪いことを期待しない」

『悪いこと待つは悪魔ぞ、何時 建替、大峠が来るかと待つ心は悪魔に使はれてゐるのざぞ』(キの巻 第九帖)

『富士は何時爆発するのざ、何処へ逃げたら助かるのぞと云ふ心 我れよしぞ。何処に居ても救ふ者は救ふと申してあろが。悪き待つキは悪魔のキざぞ』(水の巻 第十一帖)

「みろくの世」と呼ばれる新しい世界への移行や、それに伴う大災害は、もしかしたら本当にいつか起こるかもしれません。でも、それが起こるから何もしなくていいのではなくて、起こるかもしれないし、起こらないかもしれないという気持ちで、今をしっかりと生きていくべきなんだと思います。と、言っている自分が一番怪しいですが…。僕も頑張ります。

注意点3「偉そうにしない」

また、ひふみ神示を読んでいると日本は「真中の国」「神の国」「世界の雛形」など、日本人として嬉しい言葉が結構出てくるので「日本人は特別なんだ」という気持ちになるかと思います。でも、おそらくそれは偉そうにしていいという意味ではないです。

『鼻高となればポキンと折れると申してある道理よく分らうがな、この御道は鼻高と取りちがひが一番邪魔になるのぞと申すのは、慢心と取りちがひは調和(まつり)の邪魔になるからぞ』(富士の巻 第二十二帖)

以上、注意点3つでした。僕も気を付けます。

3.「ひふみ神示」をあらかた信じる理由

予言や三千世界や神々のことなどは今の常識からすると、かなりビックリする内容なので、ここに書かれていることが本当のことなのか、信じきれない部分もあります。でも個人のあり方など、その他の部分を含めて考えると、鼻で笑って一蹴できるものでもないように感じます。人それぞれですが、個人的には疑いながらもあらかた信じたいと思います。なんとなく信じられる理由としては以下の通りです。

筆者が自身を否定している

『天明は神示書かす役ぞ。神の心取り次ぐ役ざが、慢心すると誰かれの別なく、代へ身魂使ふぞ』(下つ巻 第十七帖)

『天明は神示書かす役ぞ。アホになれと申してあろが、まだまだぞ』(夜明けの巻 第十三帖)

もしこの言葉が筆者自身の意思で書かれたのだとしたら、そうとうなやり手だと思います。こういうものは普通、始めた本人が一番偉そうにするのがお決まりのパターンです。

岡本天明さんが戦争を心から反対していて、戦争を早く終結させる為と自分が罰せられない為にこういった形になったという可能性も考えられます。否定しようと思えばいくらでも否定できますが、自動書記でないと辻褄が合わないことが多いような気がします。

厳しくもやさしい、親心のような感じで諭してくれる

『人民は喜びの子と申してあろう。罪の子でないぞ。うれしうれしの道あるに、何故 歩まんのぢゃ』(春の巻 第五帖)

『何事に向っても先づ感謝せよ。ありがたいと思へ。始はマネごとでもよいぞ。結構と思へ。幸と思へ。そこに神の力 加はるぞ。道は感謝からぞ』(春の巻 第三十六帖)

『現状を足場として進まねばならん。現在のそなたのおかれてゐた環境は、そなたがつくり上げたものでないか。山の彼方に理想郷があるのではないぞ。そなたはそなたの足場から出発せねばならん。もしそれが地獄に見えようとも、現在に於てはそれが出発点。それより他に道はないぞ』(月光の巻 第二十六帖)

『早く掃除せぬと間に合わん、何より掃除が第一。さびしさは人のみかは、神は幾万倍ぞ、さびしさ越へて時を待つ』(上つ巻 第一帖)

神様が実際にこんな口調でこんなことを考えてくれてたら嬉しいと感じました。これは人によって感じ方が違うのかもしれないですが、自分としてはなんか安心します。考えてきたことを肯定してくれるような部分もあったので、信じられる理由というより、信じたい理由かもしれません。「うれしうれし」という言葉が結構気に入っています。「めくら」「つんぼ」「気狂い」など現代の差別用語も少々ありますが、そこは愛嬌ということで…。めくら、つんぼは障害のある方に対してというより、多くの場合は「分からず屋」という意味で使われています。

4.自分にも何かできることはあるかもしれない

ひふみ神示には「みろくの世」と呼ばれる理想的な新しい世界への移行と、その世界に移行するための「岩戸開き」という試練のような課題のようなものが出てきます。そして、この「岩戸開き」には日本や世界全体のそれと、個人々々のそれがあるように読み取れます。一人ひとりにも、それぞれの努力が必要なようです。自惚れかもしれないですし、正しいかどうかは分からないですが、その「一人ひとりの努力」の部分に関しては、自分にも何か手助けできることはあるかもしれないと思っています。

神示にはこんな記述もあります。

『此の神示は世(世間、社会)に出てゐる人では解けん。苦労に苦労したおちぶれた人で、苦労に負けぬ人で気狂いと云はれ、阿呆と謂はれても、神の道 素直に聞く臣民でないと解けんぞ。解いてよく噛み砕いて世に出てゐる人に知らしてやりて下されよ。苦労喜ぶ心より楽喜ぶ心高いぞ』(日月の巻 第三十六帖)※赤字は補足/解釈

約10年間、生きるか生きないかの狭間で多くの人に迷惑を掛けながら悩んできた僕だから見えてくる部分も、もしかしたらあるのかもしれません。「苦労喜ぶ心より楽喜ぶ心高いぞ」という言葉は色々な捉え方があると思います。僕としては、自分が経験した苦しみと同じ苦しみを経験している人を見て喜ぶ心より、その人が楽に歩めるように手助けして、乗り越えられたときにはそれを一緒に喜べる心の方が高い、という意味で捉えました。ここに書かれている事が、もし本当に起こることだとしたら、自分が必死で考えてきたこと、悩んできたことが誰かや何かの役に立つかもしれません。なので、この「ひふみ神示」を読んで考えたこと、自分なりの解釈をブログに投稿していこうと思います。見る人から見れば、きっと頭がおかしい人ですね。いよいよ「笑われる人間」になりたいと思います。

慢心、取り違いで邪魔にはならないように気を付けます。

ひふみ神示 記事一覧

・今ここ -> 『ひふみ神示』を読んで、結構ビックリしたので紹介します – ひふみ神示 解釈1
『五つの岩戸』の物語から読み取れる僕たちの課題 – ひふみ神示 解釈2
2039年、一旦世界の終わり『ツキの世』。2044年、再び世界の始まり『ミロクの世』 – ひふみ神示 解釈3
『立立体』とは何か – ひふみ神示 解釈4
ひふみ神示が教えてくれる?「最後の審判」と「ハルマゲドン」の正体 − ひふみ神示 解釈5
エヴァンゲリオン × ひふみ神示。7つの繋がり – ひふみ神示 解釈 番外篇
シン・イロハウタ – ひふみ神示 解釈 番外篇

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