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『全知全能の神様』を幸せにする方法

神様が本当に存在するのかどうか、僕には分かりません。会ったことも、話したことも、見たこともないからです。でも、だからと言って絶対に存在しないと決めつけることも出来ないので、存在するとして行動した方が安全だと考えます。「かもしれない運転」と似たようなものです。「かもしれない神様」と名付けました。

もし本当に神様が存在した場合、それが判ったときには信じていなかった人に対してドヤ顔が出来ます。もし神様が存在しなかった場合、それを判断するときには、きっともう意識がありません(神様は存在しないけど、死後の世界は存在するパターンはなしという方向で…)。なので、おそらく信じている方が有利です。信じるうえで「神様の幸せってなんだろう?」と思ったので考えてみました。

全知全能の神様が本当に存在するとして、その神様を幸せにする方法は?

『全人類を幸せにする』

以上。

なぜこの答えに辿り着くのか

僕は「全知」という言葉の意味を「全てを知っている」という意味で捉えました。なので、全知全能の神様が本当に存在するとしたら、その神様はおそらく全てを知っています。誰かが怪我をすれば、その「痛み」を知っています。誰かが何かを失えば、その「悲しみ」を知っています。誰かが何かを手に入れれば、その「嬉しさ」を知っています。誰かが誰かと遊べば、その「楽しさ」を知っています。人間の感情だけではなく、全てのことを知っています。何もかもです。

もし神様の知らない部分があるとすれば、その時点でその神様は「全知」ではなくなります。全知であることの痛みや苦しみに耐えられず、諦めたのだとしたら、全知ではありません。普段は知らないけど知ろうと思えば知れる、といったものも全知ではないと僕は思います。人間でいったら「インターネットで調べれば、だいたいのことは分かるから、自分は超物知りだよ」と言っているようなものです。神様はそんな感じではないと思います。そう信じたい。

人類という範囲に限定したのは、人間が幸せに出来る可能な範囲は人間までが限界だと思ったからです。動物も個体単位では幸せに出来たとしても、全体を幸せにすることはおそらく不可能だと考えました。もしかしたら出来るかもしれないですが、そうだとしても、まずは人間同士からでいいと思います。

なので、人種、国、宗教に関係なく「全人類」です。全ての人間を幸せにすることで、きっと神様は今まで以上に幸せになります。

おわりに

神様は幸せにしてくれる存在ではなく、幸せにする存在だと僕は思います。自分の頑張るべきことをして、そこに喜びを感じて、自分自身で幸せを作り上げた時に、その感情がきっと神様に届いて、感謝を込めてそのお返しをしてくれるのではないかと思っています。誰かに幸せを与えた場合も同じで、神様はその原因を作った人に対して、似たような幸せを返してくれるのだと思います。

これも僕なりの考え方です。「神様なんかいねぇよ!」っていう人はそれでいいと思います。「神様は願えば幸せにしてくれるもんだよ!」っていう人もそれでいいと思います。誰かを否定するわけでも、強制するわけでも、宗教をするわけでもありません。でも、「僕(私)が神様を幸せにするんだ!」っていう人が増えてくれたら幸いです。

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